作品概要
舞台は、大阪電気通信大学の寺山研ゼミ室。 卒業制作の真っ只中、なぜか堺くんは制作仲間であるはずの西田くんをゼミ室の中に監禁した…
その後、堺くんはゼミ室の窓から投身自殺。 主人公の学生探偵 松田くんが事件を捜査している間に、今度は岸部くんがいきなり皆の目の前で倒れ、何かのアレルギーによって病院に搬送された。
果たして、松田くんはこの事件の真相にたどり着くことが出来るのか!?
制作経緯
1979年に放送された松田優作主演の『探偵物語』という昭和時代の作品は今の若い世代の皆さんにとって、あまり知られていないかもしれません。そこで、令和の時代にこそ本作品の魅力を伝えたいと思い、オマージュとしての卒業制作作品を考えました。 日本のハードボイルドの代表キャラクターである工藤探偵のユーモアと人情味をできる限り再現した作品になっております。
この作品でのこだわり
この作品は本編チームとオープニングチームの2つに分かれて制作をおこないました。
本編は郭、中沖、岩﨑の三人で制作しました。
一般的に探偵ものの作品では、真相究明に主眼を置いた描写がなされますが、本作品では真相究明よりも友情関係を主題とした演出にこだわりました。
この作品では犯人も被害者もすべて主人公の友人なので、 主人公が真相究明と友情関係のどちらを優先するかで揺れ動く心情を表現することにも注力しました。 他にも小道具や衣装での工夫をはじめ、編集ではフィルムノイズを追加するなどの表現も施しました。
オープニングは湯川、柏木、池田の三人で制作しました。
オープニング部分のコンセプトも本編同様に「ハードボイルドの中にユーモアを」です。作品のオマージュ元である『探偵物語』を彷彿とさせるユーモアのある表現にこだわりました。
具体的には、オープニング前半部分のカットです。『探偵物語』での画角や秒数にできるだけ寄せつつも、今風にアレンジをしました。
例えば、オープニング序盤に出てくる松田くんが髪の毛をセットしているシーンですが、オマージュ元である『探偵物語』の方ではオーソドックスな櫛を使ってセットしているのに対して、私たちの作品ではヘアアイロンやワックスといった今どきの大学生に馴染みのあるアイテムに変更しています。
他にも今風にアレンジしているシーンがありますので是非探してみてください!
上田 和浩2021-02-14T16:51:29
準グランプリ受賞おめでとうございます。
湯川澄直2021-02-16T16:04:13
ありがとうございます!!
寺田則子2021-02-13T20:08:12
郭さん、「脚本が採用されました!」と喜んで報告してくれて脚本をみせてくれて驚いたのを覚えています。そして、「撮影開始です!」から、つい先日の「ついに撮影終了です!」までの期間、撮影の為におかしな茶髪も就職活動の時には瞬間的に黒に染め、また茶髪に、を繰り返していたのが印象的でした。国に里帰りもできず、この一年以上の間、すてきな友人と大好きな松田優作の面影をのせた作品を作ることができて本当に良かったですね!図書館のビブリオバトルでは日本の特撮への熱い想いを語ってくれていましたが、道は厳しくとも自分の夢を追いかけて頑張ってください。本当に本当に、こんなお調子者の郭くんを一員として最後まで作品を完成させてくれた同級生の皆さんには感謝のきもちでいっぱいです。
郭 湛倫2021-02-14T11:33:46
寺田先生!ご視聴頂きありがとうございます。
この四年間の大学生活で困難やドラブルがあった時、いつも助けてくださって、誠に感謝申し上げます。
これからもよろしくお願い致します!
田原 頌輝2021-02-13T18:58:54
OPのハーモニカ等のサウンドも制作されたのでしょうか?
湯川澄直2021-02-13T19:08:24
ご視聴ありがとうございます。
そうですね。そういったサウンドも制作しています。logic pro xというソフトを使用しています。
薮諒太郎2021-02-13T15:03:29
作品が30分と長いものでしたが、全く飽きずに見ることができてすごく面白い作品でした。
OPもかっこよく演出していて凄いと感じました。
キャラ設定も一人一人個性的で面白かったので、作品を作る際に参考にしたいなと感じました。
質問なのですがトリックなどは実際に可能であるかなどの実験を行なったりしたのでしょうか?
中沖幹斗2021-02-13T15:17:21
ご視聴いただきありがとうございます。
トリックが実行可能であるかどうか実験は行いましたが、上手く成功はしませんでした。
実行可能かでいうと少し怪しいのですが、作中の説得力が増すような話の組み立て方や画角を意識して撮影をしました。
樫澤 諒2021-02-13T14:05:10
オープニングも本編もとても素晴らしかったです!とくにオープニング曲がいいですね!
湯川澄直2021-02-13T14:25:00
ご視聴ありがとうございます。
オープニングは他の研究室の方に作ってもらったので、その言葉を聞いてその方もきっと喜んでいます。
上田和浩2021-02-13T12:56:41
実写の映像制作が難しい今年度の状況で、力作を仕上げられましたね。「探偵物語」へのリスペクトを感じました。
湯川澄直2021-02-13T13:22:14
ご視聴いただきありがとうございます。
コロナの状況下で撮影スタッフの人数も絞られ、大変でしたがしっかりとクオリティをあげていくことができたと考えています。
「探偵物語」へのリスペクトを感じていただけたのなら幸いです。
高見友幸2021-02-12T13:38:11
さすが寺山研という感じの作品でよかったです。ところで、制作ののべ時間、だいたいどのくらいかかるのでしょう? それと、シナリオですが、撮影中に適宜変更していくのか、それとも当初のシナリオは絶対!というのかどちらでしょう。
中沖幹斗2021-02-12T17:49:02
本作品のご視聴ありがとうございます。
制作ののべ時間は撮影に2ヶ月、編集に1ヶ月で約3ヶ月ほどかかっております。
シナリオの方ですが、当初のシナリオはもっと長かったのですが、20分から30分の尺を目指していたのでカットしました。撮影をする前の打ち合わせの段階で適宜変更などもしていましたが、大きく流れを変えるような変更はないので当初のシナリオに近い作品ができたと思っています。