大阪電気通信大学

オンライン授業におけるコンテンツキュレーションによる評価手法の提案

研究背景

近年、COVID-19(新型コロナウイルス)の流行により不要不急の外出自粛が呼びかけられており、大学を初めとして学業でも感染防止の為にZOOMやGoogle Meetを用いたオンライン授業化が進んでいる。オンライン授業での評価手法は、対面授業で使われていた課題の流用や、レポート制作が主であるため、オンライン授業にはもっと適した評価手法があるのではないかと考えた。

研究目的

本研究では、授業に対しての理解度の向上や、生徒や教員との情報共有が可能であり、生徒が楽しく作れる課題物と、その課題物を利用した評価手法の提案と、それらの方法論を確立することを目的とする。

解決策

目的を実現するためには、コンテンツキュレーションによる学習にグラフィックレコーディングの手法を取り入れることで実現できると考えた.

コンテンツキュレーションとは

あるテーマについて学習者がWebから切り抜いた情報と自分の意見を書き込んだ共通のコンテンツを作成し、学習者同士や教員と共有や評価する学習方法をコンテンツキュレーションによる学習である。本研究では、授業スライドに対してコンテンツキュレーションを行なう。

グラフィックレコーディングとは

「グラフィックレコーディングとは、会議などで議論をリアルタイムに 可視化する手法」と定義されている。

提案した手順で課題制作

配布されたスライドこちらである。

このスライドからコンテンツキュレーションを行い、グラフィックレコーディングの手法で仕上げる。

作者プロフィール

長尾 洋祐

大阪電気通信大学

総合情報学部 デジタルゲーム学科

情報デザイン研究室

コメント


河野俊介2021-02-11T12:14:33

確かに現在の評価方法では不確かなものも多く、どうしても見えない部分もあると思うのでこのような評価方法なら正確に評価できると思ったので良いと思いました。

長尾洋祐2021-02-11T13:24:33

コメントありがとうございます。この評価手法を実際に運用していないので、今後は試験運用しデータを集めて考察していきたいです。

青野伊吹2021-02-10T13:04:00

オンライン化が進む中でこの評価方法は非常に有効だと思いました。

長尾洋祐2021-02-10T18:36:50

見てくださってありがとうございます。今後も考察を進めて行きたいと思います。