大阪電気通信大学

MV『乙女型運命目次録』

作品概要

小さい頃に幼馴染の男の子と「大きくなったら結婚しよう」という約束をした女の子。二人は仲良く一緒に過ごしていたが、ある日、男の子が引越しをすることになる。
悲しむ女の子に男の子は手紙を渡し、「大きくなったらまた会おうね」と約束をする。

それから長い年月が経ち、女の子はお花屋さんで働く大人の女性になっていたが、
ある日、ふと「約束の日」が近いことに気づく…

制作経緯

「喜・怒・哀・楽」という4つの感情表現を4つの演出の違いによって、その感情の
変化をミュージックビデオという映像を通して視聴者にどのように訴えかけられるか、
どのように感じてもらえるかを考えた実験的な映像作品です。「恋愛」という要素が
人間の喜怒哀楽の変化を最も表現できると思い、ストーリー構成を子供から大人へ
成長する男女の物語を、女性の感情変化を主軸に描いた設定にしました。演出手法
として実写映像に対して象徴的な部分をアニメーションにして、リアルとイメージを
融合させることで「喜・怒・哀・楽」の感情を、より印象的に理解してもらえるように
表現しました。

作品のポイント

この作品は最初と最後の部分は同じ内容になっていますが「喜・怒・哀・楽」の感情を
表現するため、途中部分を4つのパターンのストーリー展開にしています。この部分の
映像アレンジを通して、同じ結末でも視聴者の感性によってさまざまな印象を感じて
もらえたら嬉しいです。

楽曲は作詞・作曲を含めてオリジナルで制作しました。ゆるやかなテンポに爽やかな
イメージのメロディーをのせ、子供の時の約束から青春時代を経て大人になっていく
女の子の心情を綴った歌詞を頭に思い浮かべながら聴いてください。

アニメーションに関しては、動きをつける部分と静止部分を使い分ける事で主人公の
心象を表現して、視聴者の印象に残るように演出しました。

作者プロフィール

藤岡 浩太郎

デジタルゲーム学科 イマジネーションプロデュース研究室所属

今回の作品では企画制作、動画撮影、動画編集、作詞を主に担当。

その他映像制作系の授業でも動画編集や制作進行を担当。

岡﨑 翔子

デジタルゲーム学科 イマジネーションプロデュース研究室所属

今回の作品では制作進行、動画編集を主に担当。

その他映像制作系の授業でも企画制作や制作進行を担当。

斉野 佑衣

デジタルゲーム学科 イマジネーションプロデュース研究室所属

今回の作品ではアニメーション制作を主に担当。

その他映像制作系の授業でも動画編集やイラストレーションを担当。

樫澤 諒

デジタルゲーム学科 サウンドデザイン所属

今回の作品では喜怒哀楽4パターンの音楽の制作、作曲を主に担当。

その他音楽制作系の授業でも効果音や曲の制作を担当。

コメント


上田和浩2021-02-14T17:02:03

準グランプリ受賞おめでとうございます。

田村涼馬2021-02-13T17:21:13

4つの感情をテーマで表現されていてストーリー性もあって素晴らしいMVだと思いました。

藤岡浩太郎2021-02-13T17:26:37

コメントありがとうございます。
4つの表現をするために、ストーリーを見てもらった人にわかりやすく制作したのでそう言って頂けてありがたい限りです。
ご覧頂き誠にありがとうございました。

西島 颯志2021-02-13T16:53:39

喜怒哀楽、4つの感情によって違った演出が実写とアニメーションの組み合わせて表現されていて素晴らしいと思いました。4つの動画なので長いとだれそうですが、ミュージックビデオなので短い時間で見られる点でも良いと思いました。

藤岡浩太郎2021-02-13T17:24:41

コメントありがとうございます。
喜怒哀楽の4つの感情を表現するために、映像の色味などこだわった部分があったので伝わっていてよかったです。
ご覧頂き誠にありがとうございました。

掛水陸2021-02-13T16:15:25

4つの感情が実写とアニメーションを通じて伝わってきて、とても感動しました。

藤岡浩太郎2021-02-13T16:24:48

コメントありがとうございます。
どの部分をアニメーションにするかなど、考え制作したのでそう言って頂けてありがたい限りです。
ご覧頂き誠にありがとうございました。

岸本光司2021-02-13T15:46:59

とてもいい作品でした。女の子の4つの感情が一緒に伝わって感動しました。

藤岡浩太郎2021-02-13T16:22:31

コメントありがとうございます。
感情表現にこだわり制作したので、そう言っていただけてありがたい限りです。
ご覧頂き誠にありがとうございました。

温井 玲朱2021-02-13T15:38:46

喜怒哀楽のストーリーが上手く表現され、実写とアニメーションの組み合わせが良かったと感じました。また、オリジナル楽曲であり、女の子の心情を歌詞にのせている点も良かったです。

藤岡浩太郎2021-02-13T16:20:57

コメントありがとうございます。
ストーリー展開や歌詞に、女の子の感情をどう表現するかを悩みながら制作しました。特に、ストーリーにおいて表現がうまく伝わったのであれば、嬉しい限りです。
ご覧頂き誠にありがとうございました。

上田和浩2021-02-13T14:06:15

 4つの感情を表現するという、意欲的なテーマを掲げてそれぞれ、映像、アニメーション、楽曲制作に取り組まれていて感心しました。

斉野 佑衣2021-02-13T16:00:49

コメント、ありがとうございます!
感情を表現するにあたってストーリー展開を想像しやすい感情と、どのように描けば良いかとても難しい感情に分かれていて、難しいながらも試行錯誤して取り組みました。
ご覧頂きありがとうございました!

薮諒太郎2021-02-13T14:00:19

実写とアニメーションが組み合わさっていてすごくいい作品だと感じました。
実写の部分とアニメーションの部分を決める際に、何を根拠に決めたのかなどありましたら教えていただきたいです。
(なぜそのシーンでアニメーションを使ったのかなど)

藤岡浩太郎2021-02-13T16:16:06

コメントありがとうございます。
実写とアニメーションの部分の決め方ですが、
前半部分のアニメーションに関しましては、過去の映像としてアニメーションを使用しており、その際にアニメーションの方がより過去に何があったのかなどを読み取っていただけるかもしれないと考えアニメーションを使用することを決め、
後半部分のアニメーションに関しましては、映像の山場で女の子の顔がやっとはっきり見えるシーンであり、約束の体現シーンでもあるため、アニメーションを使用することを決めました。
ご覧頂き誠にありがとうございました。

黒田弦斗2021-02-13T12:20:34

映像のストーリーや、BGMに使用されている楽器の違いで、喜怒哀楽を表現している良い作品だと感じました。

樫澤 諒2021-02-13T12:30:54

コメントありがとうございます。
4種類の感情を音楽で表現することがとても難しかったのですが、いい作品と言っていただけて素直に、本当に嬉しかったです。
ご覧頂き誠にありがとうございました。

高見友幸2021-02-13T11:23:25

 いい作品だなと思いました。結構外での撮影が入ってますが、何か所ぐらい行ったのですか。どこでしょう(差し支えなければ)。外でだと問題ありませんでしたか。
 そもそも未来の話なわけですね。フィクションでないとしたら今年の夏、楽しみですね。

藤岡浩太郎2021-02-13T12:11:54

コメントありがとうございます、
外での撮影場所は計8箇所で大阪や京都で撮影しました。外での問題はバッテリーの交換を頻繁にしなければいけないため、充電が持つかどうかを気にしながら撮影しなければいけなかった点が大変でした。
この話はフィクションで、設定としては未来というよりは現代を描いたつもりです。
ご覧頂き誠にありがとうございました。

Hachijo2021-02-13T12:52:01

未来ですよ。カレンダーが2021年7月。

藤岡浩太郎2021-02-13T16:08:19

そういうことですね。
申し訳ございません。
確かにカレンダー上では、未来の話です。
ただ、2021年のカレンダーを映像で使用はしておりますが、2021年とどこかに表記されておりましたでしょうか?
差し支えなければ、どこに2021年と表記があったか教えて頂けますと幸いです。
ご覧頂きありがとうございました。

高見友幸2021-02-14T11:17:12

横から失礼します。
曜日で判断しました。6、7年前のカレンダーだという可能性もあり得ますが。

藤岡浩太郎2021-02-14T13:25:06

コメントありがとうございます。
そういうことだったんですね!
映像上で何年の話なのかはわからないように工夫していたので、どこかミスがあったのかと思い勘違いしてしまいました。
大変貴重なご意見ほんとうにありがとうございます。