大阪電気通信大学

ペントミノ

制作動機

テトリスのピースをペントミノに置きかえることで、落ちものパズルゲームとしてのゲーム性を高度化することができると考え、制作しました。

ゲーム内容

図1 ブロックの種類

縦20*横14からなる範囲にペントミノが画面上部、に1つずつ出現し、一定スピードで落ちてくるので、できるだけ隙間が空かないように左右に動かして並べる一般的な落ちものパズルゲームになっており、横1列隙間なく揃うとその列を消すことができます。

また、後に残しておきたいピースを1つだけホールドすることもできます。ホールドすると、今のピースの代わりにそのピースを出すことができます。

1列消すたびにスコアが入り、消すほどスコアがアップしやすくなる。

一度に多く列を消すと得点ボーナスが入り、1列ずつ消すより得点が入ります。

図2 ピースを下から1列残して1度に多く消そうとした場合

プレイ動画

アイテムピース

一定数の列を消すとアイテムピースが出現し、ゲームを有利に進めることができる。縦棒は、10の倍数ごとに、十字は5の倍数ごとに、7の形のものは7の倍数ごとに出現し、倍数が重なった場合は、上位のものが出現します。例として10列消した場合、縦棒と十字が対象になりますが、この時は、縦棒が出現します。

図3 アイテムピースの種類と効果

図4 7種類になった場合に、出現するピースの種類

アイテムを使ったプレイ動画

まとめ

ピースの種類が多く、形も複雑で、テトリスに飽きた人でも楽しむことができる。

その一方でテトリスよりは隙間ができやすいため初心者には難しいゲームとなる。

テトリスに比べて、ピースの種類が多く、形状も複雑であるため、一度に多くの列を消しにくいと思われる。

アイテムピースを導入したことで多く積み重なった不利な状況でも比較的楽に脱することだできるようになり、難易度をある程度緩和できた。

作者プロフィール

大塚 達也

大阪電気通信大学

総合情報学部

デジタルゲーム学科

 

コメント


上田和浩2021-02-14T15:55:46

 アーサーCクラークSF小説「地球帝国」でこのペントミノが出てきますね。シンプルながら奥の深いパズルです。

HW17A0332021-02-14T16:56:44

コメントありがとうございます。
ブロックの種類が多い分、望む形がなかなか出なかったりとテトロミノからペントミノに1個増えただけなのに、よりよくするためにもっと色んなパターンを試したいと思います。

松本 貴裕2021-02-13T13:49:16

大塚さん
お疲れ様です。

ページ拝見しました。
特別な縦棒の画面が見られたらと思いました。

質問があります。
このゲームと酷似したものをQiitaの記事で見つけました。
本作品は、それを元に制作したものでしょうか?
だとした場合、オリジナリティの部分は特別なブロック以外はあるのでしょうか?

回答よろしくお願いします。

HW17A0332021-02-13T15:50:05

コメントありがとうございます。
もともとブロックを枠にはめていくものを考えていて、途中でペントミノを使った落ちものパズルをやってみようと思い、まずテトロミノでのゲームを作る際にネットのサイトを参考にしており、オリジナリティを出すために特別なブロックを出すことにしました。現時点では、特別なブロックという点だけですが、効果の種類をふやしたり、別モード(列を消さずに画面内にどれだけ多く列を揃えられるか)を加えようと思っております。

高見友幸2021-02-12T13:24:11

いい作品だと思いました! 短信ですが、2点教えてもらえますか。
1)モジュールはpygameでしょうか。
2)実装にいちばん時間のかかった機能は何ですか。

HW17A0332021-02-13T01:09:42

コメントありがとうございます。
モジュールはpygameを使用しています。
一定数列を消したら、特別なブロックが出てきて、そのブロック同時に消した分*2列消すことができる部分のオリジナリティをめちゃくちゃになりすぎないように考えたり、実装に時間がかかりました。

鳥居2021-02-11T21:49:05

複雑なブロックが多いので少し難しそうだなと思いました。

HW17A0332021-02-12T23:02:57

コメントありがとうございます。
ブロックが5つだと種類が増えてなかなか欲しいブロックがこなかったり、きっちり積みすぎてブロックを置こうとすると隙間ができてしまったりと形が複雑です。